コーチングのメリット・デメリットについて詳しく解説します

コーチングはクライアントの可能性を引き出し、クライアント自身が自分で考え、目標達成に向かって前進できるように後押しするコミュニケーション手法です。
コーチングにはメリットもありますが、デメリットもあります。

コーチングのメリット
・目標とその達成イメージを明確にすることができる
・新しい視点を獲得し、自発的な行動ができる
・心身のストレスを減らすことができる
・一人では続かないことを続けることが出来るようになる

コーチングのデメリット
・時間がかかる
・行動しなければ効果がない

それでは詳しく解説していきたいと思います。


コーチングのメリット

・目標とその達成イメージを明確にすることができる

コーチングではなりたい姿・状態に近づくためにはどうすればいいのかを明確にします。
その状態になりたいのはなぜなのか?どうしてそうなりたいのか?をはっきりさせると達成イメージがしやすくなり、ゴールを明確にすることでそこに到達するための目標も明確にすることが出来ます。

・新しい視点を得ることができる

“魚の目に水見えず、人の目に空見えず”
という言葉を聞いたことはありませんか?
水中にいる魚には水が見えず、空気中にいる人間には空気が見えないように、自分のことは知っているようで見えていないことが多いものです。
話すことやセッション中のコーチからの問いかけやを通じ、自分も知らない気付きを得ることでさらに考え思考が整理され、最終的に自発的な行動に繋げることが出来ます。

・心身のストレスを減らすことができる

現代社会はストレス社会と言われ、忙しく、日々悩み事が尽きません。
気軽に相談できる相手がいればいいですが、なかなかそういうわけにはいかない場合もあることと思います。コーチに話すことで気がかりなこと、わだかまりを解消することができます。

・一人では続かないことを続けることが出来るようになる

「目標を立てたものの、続かなかった。挫折してしまった」という経験はありませんか?
コーチングのセッションでは毎回どんな行動をとるかを決めます。
行動できればよりよくするためにはどうすればいいか、行動できなかった場合はあと何があればよかったのかをコーチと一緒に考えます。
そのステップを積み重ねていく事で少しずつでもゴールへと近付いていくことが出来ます。

コーチングのデメリット

・時間がかかる

コーチングにはコンサルティングのように即効性はありません。
1回のセッションだけで目に見えた効果は表れにくく、人それぞれですが時間はかかります。
そのためセッションは継続で行っていくのが理想です。

・行動しなければ効果がない

コーチはクライアントの考えを整理し、励まし、行動するための後押しをしますが実際に行動するのはコーチではなく、クライアント自身です。
クライアント自身が行動を起こさなければ何の成果を得られることはできません。
コーチングは機能せず、結果として時間とお金の無駄となってしまいます。

いかがだったでしょうか?
今回はコーチングのメリット・デメリットについて解説させて頂きました。
メリット・デメリットを理解したうえで、効果的にコーチングを活用して頂ければと思います。